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2007年2月19日 (月)

カンボディアの手織り絹かすり・マダムミコ

Tissucam_1 カンボディアの伝統的な絹の織物です。こまかい絣柄は、手染めされた糸の柄の位置で1本1本、目で見て、合わせながら手織りされたものです。
反物の耳にボーダー状に飾り柄が入ります。日本の反物は、縦糸を縦にとって和服や洋服を作るのが基本ですが、カンボディアの基本は耳にある柄をスカートの裾にもってくるため、裾と垂直になった横糸が洋服の縦方向になるので平たく言う「横地」が地の目のようになっています。

私がカンボディアで型紙を教え始めた頃、地の目(一般的には縦地)の重要性をしつこく言っていました。ところがカンボディアの人にとって、重要な地の目は横糸の方向だったので、いつも私の思いとは違う方向に裁断しようとするのです。「あっ!違う違う!」私は何度も叫んでました。未熟な私は、「こちらが縦糸、こちらが横糸。縦糸が地の目です。」「みなさんのスカートは横地です、いいですか?」「わかりましたか?」などとやっていました。
実際、この生地の横糸は時に縦糸より強いのです。それにこの生地の柄も横地にとったときに美しく見えるようにできています。横地裁断が基本だったとしばらくたって気がつきました。
さて、手元にあるこの絹は数ヵ月後に私のドレスになる予定です。工程をお見せできるように頑張ります。

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