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2007年4月18日 (水)

カンボディアの「ソンポット・クマエ」

「ソンポット(スカート)・クマエ(カンボディア)」はカンボディアの女性が着る伝統のスカートのことです。
Img_1918

洋裁をする女性は、このスカートがすいすいとできるかどうかで技術が問われているところがあるように見えました。

私は同僚の先生からこのスカートを教わったときに初めて、このスカートに型紙がないことを知りました。
実はこのスカートに限らず多くのアジアの途上国ではオートクチュールとはいきませんが、その人の体にあわせて一点限りの型紙のない洋服作りをします。
方法は生地にそのままチャコで製図をひきます。

でも、先生が生徒に教えるためには型紙の基礎知識とこのスカートのしくみの理解が必要です。それで私は、この「ソンポット・クマエ」のしくみを製図に直してみました。大げさに言えば、これで誰にでも平等にこのスカートを作るチャンスが生まれたのです!!
画像はカンボディアの先生が黒板でソンポットクマエの製図を教えているところです。


Img_1914
机の上で紙に製図を引いているところです。Img_1915このときの定規も Img_1919_1方眼定規ですよ!必須です。

Img_1920

生地の縦地の目(耳)に並行に柄が入っているのが「ソンポット・クマエ」の生地「スング」や「カンボディアの手織り絹織物」の特長です。この柄を裾模様にするため、できあがったスカートの縦方向は、生地の横糸の方向になります。つまり平たく言う横地裁断です。ウエストのダーツのとりかただけがポイントですので型紙はヒップまでで充分。

Img_1917 縫製はとっても簡単、自分のスカートなので先生達も必死で縫っています。→
Img_1916

出来上がりの全身写真の適当なのが見つからず、今日は裾のところだけアップします。前スカートに片ひだをとるのが特長です。シルエットは女らしいストレート、でも深いひだがあるのでバイクにも乗れて活動的なんです。
できあがりですよ。

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