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2007年5月31日 (木)

お皿の上の花と“あわびたけ”・マダムミコ

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久しぶりに?
美味しいフレンチのフルコースを頂きました。

料理は食べるもの、どうも、写真を撮るのが苦手です。
料理の写真は難しいですよね?
(上海ガニを以前アップしましたが特別でした!!?)

それで、お皿の上の、とっても可愛い花を撮ったので見てください。
すご~く可愛い花でした。

もちろんこのときのマダムミコはあのドレスを着用しています。
本人、心もお腹も満足な素晴らしい一日でした。
同じお皿に載っていたつけあわせの“きのこ”が美味でした。
「この“きのこ”は何ですか?」と聞いてみました。
「“あわびたけ”でございます」

“あわびたけ”知りませんでした。ご存知ですか?

えっ!ところで、この花の名前は?聞きそびれました。
マダムミコ・・・花より団子、基本ですね。 

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2007年5月30日 (水)

21・ドレスのデザイン・最終回・完成!

デザインのイメージから長い時間が経ちました。
たま~に、そして、ていねいに、進めていたのでこんなに時間がかかってしまいました。
でも、できました!!今日がドレスの最終回です。前回はコサージュ作成しました。

そして、無事間に合いました。

↓↓このカンボディアの手織り絹を・・・Tissucam_2

↓↓どんなドレスに?
ピンワークして見ました。ギャザリングしたいなあ~~
Img_1762_2 Img_2377 色をつけてみました。
デッサンは↓↓こんなでした。
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そうして、ようやく出来上がりました!!
ドレスと言ってもスカートとのブラウスの組み合わせだとお話済みですが、どうでしょか?、ドレスに見えませんか?
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シンプルな黒のパンプスとバッグでコーディネートしてお祝いの席に参列します。

嬉しいです!!

ところで、ブラウスはコットンなどに変えれば、夏物(パフスリーブだけで)の可愛い、ふだん使いのブラウスができそうです。
真剣に立体裁断で起こした基本のAラインのスカートの型紙は、これからずーっと役に立ちそう。真面目にやってよかったです。

本格的な仕立てで作成しました。工程は下のとおりです。リンクしていますので、クリックしていただければ興味のある項目へとびます。
お知りになりたい事がありましたら、どうぞお気軽にコメントでもメールでもお送りください。お待ちしています。

ドレス作成の工程

1.デザイン 2.立体裁断 3.立体裁断

4.型紙 5.型紙 6.型入れ

7.裁断

8.切りび
 9.縫い始め第一ステップ

10.スカート裾作り  11.裾ループ

12.スカートのファスナー付け   13.スカート仕上げ

14.後ろ身頃オープンファスナー付けまで、前身頃のギャザリング

15.前身頃作り
 16.脇縫い、袖付け、衿ぐり

17.袖裏までしあげ 18.ファスナーの裏地まつりと仕上げ

19.ブラウスできました 20.コサージュ

21.ドレスの完成

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2007年5月29日 (火)

手縫いの袱紗(ふくさ)

お祝いの日のドレスは完成し、今日はコーディネートを考えていました。
・・・・ご祝儀を包む袱紗(ふくさ)が見つかりません。

そこで、絹の小布をごそごそと引き出しから物色、袱紗になりそうな布地はないかなあ~。
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うっ?マダムトヨの布地?ここに?・・・。あとで母に聞いておきましょう。

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↑↑↑二つの小布を選んで大きさを合わせて裁ちました。
必ず地の目(糸)にそって裁ちましょう。今日は絹糸で「ちくちく」並縫いです。
キセをいれてアイロンで縫い代を折りあげて、角からひっくり返します。

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↑↑↑縫い残しの5cmの口からひっくり返して・・・。端はアイロンでていねいに仕上げました。縫い残しの口は、くけました。

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↑↑↑出来上がりました。祝儀袋を中央に置いて、左からたたみ、上、下とかぶせてから最後に右からまいてできあがりです。

はい、用意できました。

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2007年5月28日 (月)

20.今作成中!コサージュ

前回19.でようやく身頃とスカートが仕上がりました。うっ?でも何か足りない・・・。
カンボディア手織り絹織物の特長は生地の耳の方にある柄織りです。
この柄を使ってコサージュを造ります。
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生地の 耳の方はこんな無地です。巾と長さのバランスを考えて裁断しました。
ぐし縫いをして生地を寄せます。花の縁はそのまま生地の耳を使用。


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↑↑↑無地の小さいのを3個と、大きく柄が見えている花を1個作ります。

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一個ずつ安全ピンを縫い付けました。

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大きな花の方は、安全ピンを生地の中に隠すようにまつりつけました。

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ゴージャス!!ちょっと嬉しくなります。
自己満足?でしょうか。きれい!!
お待たせしました!
出来上がった全体の様子は次回のお楽しみ!?

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2007年5月27日 (日)

砂漠の布

アフリカのチュニジア・・・砂漠の民「ベドウィン」をもう少し・・・。
これ↓↓は、サハラ砂漠のオアシスにあるお土産やさんのディスプレイ?です。
Echarpe_1 
砂漠の民「ベドウイン」が、頭にくるくるとまきつけるスカーフは実はこんなにカラフルな色が用意されていました。
すらりとしたベドウインの男性が巻いている布地と、洗濯物のようにお土産やに置かれているこの細長い布地が同じものだとは・・・しばらく一致しませんでした。

巾が45cm、長さは2.5mもあります。
いったい何に使うの?
お土産屋のおじさんがまき方を教えてくれてようやく分かったマダムミコでした。

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2007年5月26日 (土)

19.今作成中!ドレスブラウス完成!!

前回ファスナーの裏地まつりが終わってブラウスできました!!

↓↓ブラウスの後ろ身頃、裏側から・・・
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↓↓後ろ身頃できあがり、後ろ中心がファスナー開き。
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↓↓裏側、前身頃からは・・・
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↓↓前身頃表はこんなImg_2313              全身は→→→
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↓↓スカートもお見せします。
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ようやくドレスが形になりました。
どんな風にコーディネートしようかな?

まず、カンボディアの手織り絹の特長の布端の織り柄を使ってコサージュを造らなくては・・・。
コサージュは、ドレスに合う、マダムミコに合う大きさバランスでが大切ですね。カンボディアをさりげなく押し出して、でも独りよがりの民族調になり過ぎないように・・・・。さあて、これから造ってみます。次回はコサージュ造り。

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2007年5月25日 (金)

砂漠の民ベドウィン・サハラ砂漠

この頃は、楽しいとは言え、縫う~縫う~細かい作業が続いたせいか・・・
広~い砂漠の景色が見たくなりました。ありました!!この画像です。
Camel_1 
ラクダの放牧と出会って車を止めました。

Rakuda_1 Sabakunotami

ラクダを連れているのは砂漠の民「ベドウィン」の男性です。
ラクダって目が離れていて可愛いんです。
ベドウィンはすらりと長身で格好いい民です。
巻いたストールが太陽や砂から頭や顔を保護してくれています。
この女性版がプ4月1日のマダムミコの様子です。  納得?

Sunset 
西を向くと、すでに夕日が沈もうとしていました。
ラクダと砂漠の民は夕日に吸い込まれるように去っていきましたよ。
「お話」みたいな経験でした。

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2007年5月24日 (木)

18.今作成中!ファスナー・裏まつりと星止め

袖仕上げ から、こまかい作業が続きます。

後ろ中心のファスナーに裏地をまつりつければ、完成?
こまかい作業で、大変そうでしょうか?
でもでも、この手仕事ってけっこうそれなりに達成感があり楽しいんです!!

裏地をまずピンで留めます。
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まつり しつけをかけてまつりを始めます。
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↑↑掬う位置ですが、進行方向あまり離さないように隣くらいにしましょう。
掬う量は、ファスナーなのでしっかり掬っても響きません。

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↑↑ファスナーを掬った針をそのまま続けて進行方向の裏地にさします。
指貫使ってますか?指貫は仕事の質をぐっとあげ、そして楽にしてくれます。
左手では布をしっかり持って・・・。6mmくらいの間隔。

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ここで糸を引きます。

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これでまつり一個分終わり。この繰りかえしです。続ける方法もありますが、一個づつがお勧めです。糸調子がとりやすく仕上がりがきれいです。そして案外スピードも変わらないんです。


星止め
まつりが終わったら、5mmくらい離した位置に星止めをしていきます。
星止めの目的は裏地まつりの補強と、裏地の安定です。
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星止めは、一針逆方向に戻ります。

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↑↑戻った針を進行方向へ6~7mm進めます。

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↑↑ここで糸を引いて星一個できあがり。
この繰りかえしです。まつりと同様に一個づつ完結しましょう。

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↑↑まつりと星止め終了。↑↑裾は千鳥がけしましょう。
さあ、もうこれで、できたはず!!!!次回へ続く・・・。

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2007年5月23日 (水)

NAJLA

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これは、NAJLAが仕上げた立体裁断です。

立体裁断基礎編応用ブラウス」をマダムミコ技術講座で、すでに7回に分けてご紹介しました。

NAJLAは、チュニジア時代に私が指導した研修生です。
チュニスの繊維技術センターに知人の伝をたよって研修を申し出たそうです。繊維製品の検査機関がある同センターで最初の一ヶ月は繊維品の検査の研修を受け、その後に1ヶ月型紙の研修を受ける許可を貰いました。
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偶然でした。

同僚のチュニジア人パタンナーがNAJLAの指導を受け持ったのですが、同僚は学生の指導や、企業への出張があり、なかなかNAJLAに専念できません。
ひとなつこいNAJLAが私に話しかけてきました。
何を学びたいか、日本の技術はどんなものか、もちろん日本や世界のこと、そして日本人の私自身への興味も強く、すぐに友達のようになりました。

時間の足りない同僚と、部署の上司の許可を得て、立体裁断を学びたいと明言したNAJLAに一ヶ月の基礎授業を始めました。
それが立体裁断基礎編応用ブラウスでご紹介した様子です。
NAJLAは服飾技術専門学校の3年生、基礎の勉強は終わっていましたのですぐに立体裁断の研修を進める事ができました。
なにより努力の人、強い意志と実行力があります。
その後にまた二ヶ月別な授業を行いましたが、その様子は後日少しずつご紹介します。

NAJLAが私との研修を自身のホームページにまとめてチュニジアで発信しようとしています。どうぞ右のともだちリンクの「NAJLA」をクリックして覗いてみてください。
建設中ですが、すこしづつできていくと思います。
フランス語をお楽しみいただけますよ!!?

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2007年5月22日 (火)

17.今作成中!ドレス・袖裏仕上げまで

前回から続き・・・。急がないと・・・。

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袖口のミシンを掛けています。

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縫いあがった様子です。このあと袖口をまつります。

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袖下の縫い代を中綴じします。

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袖をひっくり返しているところ・・・。

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できました。裏地には袖丈のゆとりの“きせ”がはいっています。

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縫い終わったところのきりびは気がついたら取ってしまいます。毛抜きを使うと楽に作業ができます。

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袖ぐりの口を閉じる前に、見返しやいろいろな裏側の綴じをしていまいます。
綴じは洋服の型崩れを防いで長持ちさせる大事な仕事です。

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↑↑↑袖山の綴じです。↑↑↑袖繰りの底の方の綴じです。

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↑↑↑袖底の10cmくらいの口を最後に綴じます。
この口から袖を引っぱり出して袖口のミシンや中綴じをしていたんです。
細かいまつりとさらに星止めをして袖ぐりの始末が終わった時が袖のできあがりです。
~~満足です。
次回18.へ続きます。

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2007年5月21日 (月)

マダムミコの趣味・お洒落なお直し

マダムミコ風のお洒落なお直し・・・。簡単です!!

個性的でファッショナブルな、インドネシアのバティック(ろうけつ染め)のランニング型のTシャツをプレゼントで頂いていました。フリーサイズなので大きいです。
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袖下から、脇の大きい分を小さく縫い直しました。
基本はトレンドのAラインです。

ハイウエストの位置にゴムシャーリング(下糸がゴム)を掛けただけ・・・。
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↓↓↓手持ちの少し透ける素材のインナーと組み合わせて、こんなコーディネートどうですか?ボトムはパンツがいいです。
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やっぱり薄グレーって私には欠かせない好みの色です。
インドネシアのバティックって素敵ですね。

無理やりですが、マダムミココレクション一丁あがり!!

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2007年5月20日 (日)

16.今作成中!・袖付けと衿ぐり

前身頃が前回仕上がりましたので、次は後ろ身頃や袖を付けます。

↓↓↓ その前に前身頃だけのうちに、裏地全パーツを縫い合わせてしまいます。
Img_2230 *それぞれの画像は、クリックすると大きくなります。
↑↑裏脇縫い→裏地と見返し縫い→裏袖付け・・と。
裏から見ると、できあがったみたいに見えますが、表の後ろ身頃はまだくっついていません。

表地の脇縫い
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↑ようやく後ろ身頃くっつけの脇縫いをしました。Img_2235


脇縫いのあとは、袖をつけました。→→→
前左側の画像です、縫いたて!!アイロン前です。

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表側の衿ぐりが繋がったので、ここでようやく見返しと縫い合わせて衿ぐりを完成させます。


←←衿ぐりの見返し側から縫い目を見たところです。




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縫い終わったら表に返します。
ここまでで、ひとまず衿ぐりまで出来上がりました。

ミシン縫いのおおまかなところは終わりましたが、これから仕上がりまでが長いんです~~。




次回17.に続きます・・・。

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2007年5月19日 (土)

秘密の“くれよん”・マダムミコ

ずーっと前から使っていますが、たまーになので、減らずになんとか使い続けているもの、もちろん消耗品で・・・ってありますか?たとえば20年以上・・・!!!!

よく物持ちがいいと言われますが、久しぶりにじっくり見たら、かなり年代ものでびっくりです。
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数十年・・・。十数年ではなく・・・。

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この“くれよん”の秘密は布地に絵を描いてアイロンで熱を加えるとプリントされるというものです。マダムミコの使い方は“くれよん”タッチの、はがき作りが主でした。
Img_2242 そんな秘密があるのにたった“¥100”って書いてありました。時代の違いを感じます。
Img_2238 見えますか?¥100、消費税はまだ発生していない時代です。

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2007年5月18日 (金)

15.今作成中・前身頃作りと袖作り

前回14.から続き・・・。身頃本格的に始まりました。

※画像はクリックすると大きくなります。

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ギャザリング胸のところは、机の上に置くと胸のゆとりが余っています、見えますか?
左右がまだ別々ですが、ひとまず重ねて置いてみました。

打ち合わせの深いデザインで、重なる部分の縫製の工程がちょっとめんどうです。
前端の見返しと前裏を縫い合わせてしまいます。
さらに前端を完成させたのが上の画像です。

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前身頃の接ぎ
前身ごろの上と下とを縫い合わせます。
左右順番に縫い合わせます。
まず、上前になる右身頃を縫います。
裏地は、はねておいて、表地の部分だけにミシンをかけます。


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縫いあがると、表からはこんな感じになります。

↓↓左前みごろも縫い合わせると、裏から見るとこうです。Img_2205_1  Img_2224
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上と下、裏地を縫い合わせます。
最後に、仕付け糸2本取りで縫い代の中綴じをします。

裾の中縫いをしてしまいます。
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上身頃を中に巻き込んでぐるっとひっくり返したようにして、表と裏の裾を縫い合わせてしまいます。
脇縫いの余裕は5cmくらい残しておきます。

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裾もまつりましょう。←私が・・・。
スレキにだけまつりつけます。
言い忘れましたが、裾の折り返しから5mmのところは、スカートの裾作りと同じく星止めですでにスレキが留まっています。


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すそのゆとりも適度に(型紙で計算済み)いい感じです!!
自己満足・・・・。
手仕事の満足ってちょっとマニアックな世界?
それに進んでいるのかしら?

前身頃の次は、袖を作ります。
Img_2188 ←タイトスリーブには、スレキの肩ヨークを縫い合わせておきました。
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ラグランスリーブのパフスリーブを重ねるとこんなふうになります。
パフスリーブの袖口には平ゴムを入れただけです。

次回16.は、後ろ身頃、前身頃、袖を縫い合わせて、仕上げに近づきま~す。

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2007年5月17日 (木)

中国の手織りのコットン

中国で買った手織りのコットンがあることをすっかり忘れていました。
手織りのため、チェックの耳と耳を合わせても柄が合わないので、何を作ろうかとその当時考えて、いつのまにかそのままにしていました。

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上海から日帰りで行く水郷の観光地で有名な、 『周荘』の生地屋さんで見つけたもの。
素朴な色合いがジーンズのブルーとよく合いそう!

思いついて、最近、時々出かけるオフィスで使う自分用のコーヒーカップ保管ケースを作ります。たまには楽しい身の回りの小物作りを・・・。

ただの筒型です。

表にジーンズのハギレ、裏にこのチェックを使います。

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ひっくり返しがポイントです。

Img_2211Img_2212 
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底の丸パーツとすでに筒に縫い上げたパーツと縫い合わせます。
チェックと無地のジーンズの両方同じ型で(型紙なし)それぞれぐるっっと縫い上げます。

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次に、両方の口を縫い合わせてから、チェックの筒縫いの縫い残しの口から、ジーンズの筒を引っぱり出します。


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はい、ご覧のとおり↑↑。
手アイロン(指先で縫い目をなじませて)で簡単に整えて、口にステッチをいれてできあがりました。ひっくり返しのために開けておいたチェックの筒縫いの縫い残しは、ささっとまつっておきます。

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2007年5月16日 (水)

14.今作成中!ドレスの身頃開始・ギャザリング

Img_1763_4 ←←こんなデッサンで始まった、このドレス。

スカートができていよいよブラウスの身頃をこんなイメージで進めたいと思います。Img_1761_4→→スカートできあがりの前回はこちらから。

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*それぞれの画像は、クリックすると大きくなります。
土台のスレキ裁断↑↑
ギャザリング(皺付け)する身頃(前みごろ、前腰部分、後ろ腰部分)には、型紙どおりのスレキの土台が必要です。タイトスリーブに続けるヨーク(見えない)もスレキを使用します。
合計4つのパーツを裁断します。

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スレキを土台にギャザリングは立体で・・・

ダーツをとって縫い上げたスレキの前みごろをボディーにあてて生地をのせます。
「こんなイメージ?」自問自答しながらのギャザリング。この皺の中にダーツ分も入っています。

打ち合わせの前身頃ギャザリングができました。↓↓↓

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こんなふうに後ろも始めました。
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後ろ腰部分

ボディーの上で後ろ腰部分も皺付け完了。

上身頃と縫い合わせてから↓↓ファスナーを付けます。
後ろ中心のオープンファスナーImg_2192 Img_2319
縫いあがりました。

次回15.は、ギャザリングのパーツを縫い上げて前身頃を仕上げます。

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2007年5月15日 (火)

マダムミコ

「みこ!」
彼女にとって、アジア人の私は、まるでアニメのキャラクターのように見えたようです。チュニジアの同僚の2歳の子供が私と会うと、跳びあがるように喜んで呼びました。
そんなことを思い出して「マダムミコ」と自称しています。

海外と言っても、アジアの滞在が長かった私です。
日本人がいると知ると、好奇心そのままに覗き込んでくる多くのアジアの人々と違って、チュニジアの人達は、たやすく好奇心を表に出してくれないので、親しくなるきっかけが見つけにくく、時間がかかっていました。

チュニジアの大人達のそんな反応に戸惑いを感じていた私にとっては、「みこ!」と私を呼んでくれる2歳の女の子に慰められこともたびたびでした。「マダムミコ」と自称するたびに、実はその2歳の彼女のことを思い出しています。彼女も大人になったらクール?なチュニジア人を演じるのかなあ?

「みこ!」の記憶が消えないうちに、いつかまた出会えるように・・・。
・・・と、思った今日の「マダムミコ」でした。

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2007年5月14日 (月)

13.今作成中!・ドレスのスカートできました!!

12.今作成中の続き・・・。

まだドレスのスカートを縫っています。
シンプルなデザインですが、手間のかかった裾作り、ポケット、コンシールファスナーいろいろありました。もちろん立体裁断、型紙・・・が基本です。

*それぞれの画像は、クリックすると大きくなります。
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裏地はできています。(ファスナーの裏まつりを、前回、先にお見せしています)

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ウェスト端の、表と、見返しを縫い合わせます。伸び止の芯を貼ってから・・。

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↑↑ウエストはアイロンで割りましょう。
↓↓縫い代を見返し側に倒して、端ミシンをかけると、見返しが表側にめくれません。

Img_2140 Img_2160 Img_2142

脇縫い代の表地と裏地の中綴じです。しつけ糸2本どりで、わずかのゆとりをいれながら・・・。

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ドレスのスカート、できました!!
次はギャザリングのブラウスですね、頑張ります。次回はこちらからどうぞ。

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2007年5月13日 (日)

マダムトヨ・半世紀前の絹織物もうひとつ発見!!

今日は「母の日」ですね。

祖母マダムトヨの織った絹を、母がもうひとつ見つけました。
前にお話した絹はこちらからご覧ください。
母のところには、名も知らない?布地が山のようにあります、いったいこの先・・・。

でもきれいですよ!!
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Img_2153
マダムトヨは蚕を育て、絹糸を紡ぎました。
この織物は団子繭という繭から採った糸を使っています。
団子繭とは繭から一本の糸がきれいに採れず2本になったり、細い太いと、まだらな糸になる繭のことで、家庭用の織物に使ったそうです。
ネップの多いこの白い絹織物を真っ赤に染めて、長じゅばんを作っていました。
型押しのプリントが当時の定番とか・・・。(染めは専門の職人さんにお願いしたものだそうです。)

マダムトヨの娘でマダムミコの母が言うには、当時の女の人は、家事も仕事も、する事が多くてとっても忙しかったけれど、物を“創造”する楽しみを持っていた・・・とか。
一生に何枚織れるのかわかりませんが、“創造”の楽しみは替えられないですよね?
私は、なんだかますますうらやましくなって来ました。

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2007年5月12日 (土)

12.今作成中!ドレスのスカート

11.裾ループから続けて・・・。

そろそろ、スカートを終えたいのですが、今回はポケットとコンシールファスナーの作業をお見せします!!

ポケット
Img_2116 Img_2121*それぞれの画像は、クリックすると大きくなります。
Img_2128
前スカートのカーブに合わせてポケット布を裁断します。手前布は裏地を使い、向こう布は共布を使い、同じ形に裁断するのが簡単です。
突合せの脇にスラッシュポケットが出来上がりました。
既製服のドレスにポケットってないですよね?
私の洋服にはだいたいポケットがついています。
なぜって?便利ですから。

コンシールファスナー付け
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コンシールファスナーは慣れると本当に簡単に付けられるので「救いのファスナー付け」と思っています。しつけをしっかりかけて、コンシール押さえに任せれば、あっという間です。

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Img_2141 Img_2159
ファスナーはきれいに付きました。
裏地をまつりつけて、このあと星止めもすると何年着ても裏地がほつれることはありません。このときすでにウェストが仕上がってますが、ウェストの仕立ては次回ご紹介します。



さあ、ようやくファスナーが仕上がって、山場終了。
次回13.こそ、スカート縫いは終わります。

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2007年5月11日 (金)

ひながたのコレクション・並んで・・・

一昔まえの『洋裁くらぶ』で作成したひながたを見てください。

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左のピンクのワンピースは前身ごろにピンタックをつまみました。
生地はマダムミコの趣味で作ったドレスの残り生地です。
ローウェストにひだスカートのデザインです。ローウエストの共ベルトはもちろんカーブ付き。
画像で見ると右のジャケットが小さく見えますが、どちらも1/2のひな型です。1/2の寸法で作る実際の洋服は1/4です、前にお話しましたね

ひな型って、小さいけれど工程は実際の洋服と同じに作っているので、けっこう手間がかかっていますが、再開『洋裁くらぶ』 でも時間をみつけていずれ?新作を発表!!そうしたいと思っています。

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2007年5月10日 (木)

上海の青空・東方明珠

数年前、住んでいた頃に撮った上海のテレビ塔です。中国語で『東方明珠』は“東洋の真珠”の意味です。
上の方までエレベーターで昇る事ができ、確か小さなホテルがこの中にあったはず・・・・泊まった人の話は聞いた事がないのですが・・・。
Photo010s

『東方明珠』は観光客が写真を撮るスポットです。私が撮っているまわりで、世界の、中国の観光客がシャッターを押していますよ。花とテレビ塔だけを撮るのにとっても苦労したこと思い出しました。

とてもきれいな青空ですね?でも、昨年短い期間訪れた上海ではこんな青空を見ませんでした。ちょっと心配な急速な発展のチャイナです。
今日は上海へ気持ちが向きました。Nihaoma?

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2007年5月 9日 (水)

11.今作成中・裾ループ

裾ループは、スカート最後の「まとめ」仕事ですが、10.裾仕立て に続けます・・・。

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使っている糸は、ボタンホールをかがる「穴糸」です。レース針で3cm編みましょう。
脇裾の縫い代を表に響かないようにしっかりすくった糸を編みたてています。

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相手方は裏地の裾です。

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オートクチュールに近い仕立てですよ!糸の玉止めは表には出ていません。
でもしっかり裾にループを留めつけます。
スカートの完成は次回12.に持ち越し?・・・。

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2007年5月 8日 (火)

10.今作成中!本格的な裾作り・マダムミコのドレス

9.縫い始めました から続けます。
今日は、本格的な裾作りをご紹介します。

*それぞれの画像は、クリックすると大きくなります。
Img_2094_1 裾に、正バイヤス(45度)に裁った薄手の布芯を、12cm幅くらいに置きます。 裾線にしつけをかけます。動かないよう適当にピンでも押さえています。
表側に返して↓↓
   
Img_2103_3 Img_2101_1

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星止め
裾線より5mm離して並行に星止めをして芯を留めていきます。
表から見ると、点々と星のようなので「星止め」と言います。
芯の方から見ると↓↓
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そのあと、裾線の「きりび」どおりに、裾を折り返してしつけをかけます。さらに裾芯の上部の方を押さえるしつけもかけておきます。
裾薄地芯地止めの返し針
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Img_2110_1 返し針はスカートの裾を垂直に置いて、右から水平にほんの1mm生地をすくうつもりで針を入れながら手前方向に進めます。
←使う糸は絹の縫い糸です。Img_2091


裾芯がバイヤス脇で飛び出ていますね、最後に切りますよ。→

この絹はほつれやすいので裾にはさらに裏地バイヤスをくるんで、裾仕立ての完成とします、その前に脇を縫いましょう。
脇縫い↓↓
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裾をくるむテープは裏地を上のように正バイヤスに正確に裁断したものを「折りかえした裾(ヘム)」の端にそってピンでとめていきます。5mmのミシンで縫ってから、巾均一に折り返ししつけをかけて最後に裾芯だけをすくってこまかくまつって、裾がようやく出来上がります。

こんな仕立ては、手間と時間がかかりますね、でも、ヘムのあたりも出ないし、よじれもない、裾もほつれない、10年保障・・・のオートクチュールです。
残念なのは色があっていないこと!手持ちの材料使用だったので・・・マダムミコ自身のドレスです。 さあスカートは、あと一息、次回はスカートが完成?

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2007年5月 7日 (月)

チュニジア・マハディアの織物

マハディアでは、手織り絹織物が盛んです。
休日の町を歩いていたら、手機(てばた)の音が聞こえてきました。
その音の方へと引き寄せられ、その建物の中を覗いたら、古い織機とは不釣合いなTシャツを着た若い男性が機(はた)を織っていました。
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「見せてもらえますか?」と聞くと 「勿論どうぞ・・。」っとこたえてくれました。
織りものはシルクでした、さっき博物館で見たのと同じ!
「あなたが織っているの?どうして織物が織れるの?」
つい、聞いてしまいました。
「どうしてってここ、僕のうちだから・・・。僕はここの三男で大学生、学校の休みに手伝っているんだ。」

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三男はお父さんを、おじいさんを紹介してくれました。
長男も別な機を織っていました。
それから、お父さんは息子達の織った手織り絹を見せてくれました。
この織物は花嫁衣装の腰に巻く帯のようなものだそうです。
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実は以前、チュニジアのブライダル用の帯でも、すでにお話ししたんですが覚えていますか?チュニジアでは、機を織るのは「男の仕事」で、絹糸の端につけるフリンジとスカーフを縫い付ける刺繍は「女の仕事」だそうです。
質問攻めの私に、お父さんがいろいろ教えてくれて、着付けてくれました。
とても美しい織物でした。

マハディアには絹織物の伝統があるのでしょう、少し前にご紹介した現代的なデザインのスカーフも、ここの倉庫に積み上げられていました。

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2007年5月 6日 (日)

立体裁断基礎編 第7回目、完成!!

洋服の型紙作りには立体裁断が欠かせません。

チュニジアで立体裁断研修をしたときの基礎編応用ブラウスを7回くらいに分けてご紹介するのも第7回目、今日が最終回“完成”です。
少し間があいてしまいましたが今日は最終回なので特別にチュニジア人研修生の横顔をちらり・・・。

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型紙の縫い代つけ
製品用の型紙は縫い代がついています。
大量生産では針混入の危険を避けるため、まち針を使わずに縫製するからなんです。
ですから縫い代の正しい寸法が、縫製のめやすになります。

チュニジアはヨーロッパ先進各国の縫製工場が多く、大量生産の型紙には縫い代がつくということはパタンナー達の常識として定着しています。
ご存知の方も多いでしょうが、工場用のパターンには元の縫い目の線はかかれていない場合がほとんどです。

ここがみそです。
元のパターンを知っているかどうかが、縫い代の重要さを知っていることへと繋がります。

縫い代をつけるときは、型紙のカーブや直線が相手側の型紙とどういうふうに縫いあわされるかの理解が必要になるからなんです。

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型紙のカットは方眼定規とカッターで
難しい話は、このくらいにして、やっぱり便利なのは、方眼定規それにカッターです。この二つであっという間に型紙が切れてしまいます。

これで立体裁断基礎編応用ブラウスの終了です。えっ!あっけない?
この研修はあくまでも立体裁断で型紙を造る事が目的でしたので、作品作りはありません・・。というより時間がありませんでした。型紙の全体を撮っていませんでしたので、
おまけに・・・↓↓↓実はこの研修の前に行った↓↓

“おまけ”立体裁断基礎編基礎ブラウス2型です
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原型を組みました、シンプルな型紙は難しいですよ。

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前後にダーツありの、基本ブラウスを一番最初にやりました。これが研修生にとっての生まれて初めての立体裁断でした。型紙も完璧・・・。横顔も登場!!

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私、マダムミコにとっても必死の研修でした。チュニジアの研修生から仕事を続ける根気強さを学びました。


アーカイブはそれぞれをクリックしてください。
立体裁断基礎編応用ブラウス第1回目」「第2回目」「第3回目」「第4回目」「第5回目」「第6回目

基礎編応用ブラウス研修の様子はこれで終わりですが、このあとにも彼女の強い希望で研修をすることになりました。今度はコレクションの作成もあります。彼女の奮闘ぶりをシリーズでご紹介する予定です。

そんなわけで続く、チュニジアの立体裁断次回をお楽しみに・・・。

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2007年5月 5日 (土)

フェミニンなツーピース2006年?春夏トレンド

今日は、こどもの日。
ところで、こどもの日は「子供の日」ではありません。「こどもの日」なんですよ!ご存知ですか?今しているもうひとつの仕事では日本語のチェックをしているので、この頃は日本語に夢中!
・・・というより、少し職業病的に書き方が気になります。
かばんのバッグをバックとかく方々が多いんです。気をつけましょう。

さて冒頭から話がそれました。
今日こどもの日、すなわち端午の節句、すなわち男の子のお祝いの日・・・ふぅ~~。

記念して。チュニジアの男性デザイナーの作品を発表します!!!

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←2006年春夏向けの作品です。
←2007年春夏ではありません
2006年春夏向けのコレクションを2005年に作成したものです。
←フェミニンなツーピースです。

Rafik_mlg_1 ↓↓一昨日5月3日(木)にご紹介した立体裁断が作品になったところです。

透ける、ピンク色の素材を使い、白いレースがフリルになっています。まさにトレンド・・・・。
これコピー(ものまね)ではありません。

彼のオリジナルイメージでした。なかなかではありませんか?
薄物生地の難しい縫製も、私の助言を素直に聞いてくれて仕上げました。

自分の作品を形にすることの素晴らしさを知ったようです。


男の子の「こどもの日」おめでとう!!!
男の子の夢の第一歩に関われたのなら私も幸せです。

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2007年5月 4日 (金)

9.今作成中!縫い始めました・マダムミコのドレス

  今日は仕事が進みました。
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必要な箇所の芯地を裁断して貼り終わったところです。ところで、このマダムミコのドレスの過程も長くなりそうなので、デザインから始まったシリーズのタイトルに順番に番号をふっておきました。

前回の作業8.は、こちらからどうぞ。


さあ縫いましょう。
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芯地を貼ったスカートの見返しです。距離が短くしっかりしたところは、しつけもピンもなしで、ミシン定規を目安にさっさと縫いました。

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一方、ダーツなどのように身頃の中央にある縫い目にはしっかりしつけをかけています。
少しでもずれたら仕上がりが美しくありません。しつけは仕上げ線にかけますが、ミシンはその一針内側を縫います。
生地の厚みや、わずかなふくらみ分がしつけ糸一本分と考えます。内側を縫っていても仕上がりが型紙どおりになるというわけです。

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ダーツの先は、自然に自然に消えるように縫っていきます。
えくぼになったら、がっかりですから・・・。

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距離の長く、まっすぐなところは、上布と下布が同時に進むように左手で上布を送り、右手で下布を留めるような感じで(感じ・・・)で縫うとずれませんよ。
ミシン定規と要所のピンだけで進めています。

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裏地は表よりゆとりが必要です。
ダーツには2mmくらいの「キセ」というゆとりを入れて縫います。スカートの裏にはロックミシンをかけます。裏地スカートの裾は三つ折ミシン、気をつけて際を縫いましょう。

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裏地スカートの裾は↑↑ごらんのとおり。

裏地も表地も、第一ステップのミシン縫いは終了です。次はスカートの仕上げといきましょう。ブラウスはそのあとに・・・

今のところ順調・・・。
ブラウスの身頃に使うスレキやスカートの裾にいれる布芯はこのように↓↓必ず水をとおして干します。
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次回10.はこちらからどうぞ。

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2007年5月 3日 (木)

デザイン実現・立体裁断の力

チュニジアでは、まだ立体裁断が一般的ではありません。Dsc00316

洋裁店ならお客様の体型を見て、平面型紙を補正しながら使うようですし、繊維業の大半が縫製工場ですので、私の同僚のパタンナーも型紙を創り出す力が問われるのではなく、ヨーロッパ先進国のブランドから出されたパターンをCADを使ってグレーディングできるかどうかの技術が問われているようでした。

数少ないメーカーもカットソー出身で、布帛に強いパタンナーが作っていそうなチュニジア製の洋服は見かけませんでした。

チュニスにはパリの有名な服飾の姉妹校があります。そこでは型紙を厚手のシーチングで縫い上げて立体で見るという方法はとられていましたが、シーチングをボディーにあてて様子を見ながら切っていく、我々がアパレルで行う立体裁断は教える人が居ないようでした。パリの本校とはかなりカリキュラムに違いがあったと思われます。

デザイナーが描いたデザイン画を平面で型紙にしても、見本を見るまでは、型紙がデザイン画のイメージに出来上がっているのかどうかが分かりませんし、見本からの修正は手間がかかってしまいます。

デザイナーの傍らで立体裁断をしていけば、機能やデザインのバランスを目で確かめながら、即デザイン画が型紙(立体裁断のシーチング)にできあがっていきます。日本などのブランドでは、こうやってできた型紙も必ず見本を縫って確認し、さらにいい型紙を仕上げます。作業が簡単でできあがりもよいのです。

もちろん、習得には時間がかかりますが、もしプロのパタンナーと言うのなら必須ですし、これが一番“かんたん”なのです。

チュニジアの新人デザイナー(美術学校卒)の初めてのデザイン画を実現するために、私が立体裁断をして彼の手足となり仕上げたツーピースのトワル(シーチングの立体)です。
そう、このフェミニンなツーピースはチュニジア人男性によるデザインです。
そして、チュニジア人デザイナーとマダムミコのコラボレーションです。
「彼」、このあとつぎつぎとイメージを出してきました。

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2007年5月 1日 (火)

2006年秋冬テーマ3・VARIETY

2007年春の東京は、寒暖が行ったり来たり夏物も出して、冬物もしまえず・・・そうですよね?
そんな春ですが、さらにさかのぼって、チュニジアでパタンナーやデザイナーと一緒にした仕事の中から、2006年の秋冬テーマ3をもう一度・・・。

Dsc00124 以前にアップした作品のマップ版です。
今日写真を整理していて見つけました。このテーマはいろいろな色や素材が混ざり合うといったもの、使用した色は特徴的なオレンジの一色でしたがピンタック、プリーツ、フリル、ニットと布帛、テクニックを混ぜ合わせてみました。
私と一緒にもうひとつの赤い生地で作業を始めたデザイナーの様子を今度ご紹介します。
ただし、まだ仕上がってないよう・・・のんびりしてます。

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