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2007年8月29日 (水)

Stagiaire Najla 3.立体裁断をする・チュニジアで

だいぶ前にご紹介した7回シリーズの立体裁断基礎編応用ブラウスで活躍した、チュニジア人研修生の新しいシリーズ“Stagiaire Najla”(研修生ナジラ)を11回に分けてごご紹介しています。
今日は第3回目です。第2回目こちらからどうぞ。

ナジラのこの研修は、私の帰任二ヶ月前からの二ヶ月間、つまり8週間の平日40日、実質32日間だけの限られた時間ですべてを完成させるというものでした。
計画を立ててもそのとおりは行かないものですから、さらにタイトな予定を立てないと実現は不可能となります。
彼女も私もやり遂げなければいけないという、使命のようなものを感じて進めていました。

テーマ:国営航空のスチュワーデスの制服
前回【1日目から3日目】までに、デザインが完成しました。Img_2810


つぎに、型紙のための立体裁断を始めました。
【4日目から6日目】
ジャケットから始めます。シーチングの準備とだいたいのサイズを考えて立体を組み始めます。立体裁断の基礎はすでに終わっていますので、なんとか進めていく事ができました。

後ろ身頃
すでにできている身頃を後ろ側を撮ったところです。
パネルラインなどのラインは、デザイン画のイメージを重視します。
カーブのきついところには斜めに鋏をいれてすすめています。
Dsc00399s


前脇のパネルラインのピンを見てください。胸のふくらみとウエストのくぼみに、なだらかなカーブを作り上げるのは、見た目よりも難しいものです。細かくピンをうっていますが、決してラインを崩してはいません。
ライン作りに夢中になっていると、身幅が狭くなったり、広くなったり。立体裁断では、時々少し遠めになり客観的に眺める事が大切です。
Dsc00397


前身頃と後ろ身頃のバランスを調節するのが脇身頃です。袖ぐりも形良くできているでしょうか。脇から見ると、パネルラインがでこぼこせずに、なめらかに出来上がっているかも、確認できます。
Dsc00398s_3   
上着ですから、スカートの上にあわせるゆとりが必要になります。
スカートが先か、上着が先か迷うところですが、ここでは、スカートの寸法を想像しながら上着の裾部分も仕上げていきました。


【6日目から7日目】

身頃の袖ぐり寸法を測り、その寸法から平面で二枚袖パターンを作成します。
パターンをシーチングに写して、袖の形を見てから、袖山を身頃に留めつけていきます。
パターン上の線は参考と考えて、立体で見て、形良く修正します。
Dsc00396


袖山のいせ込み分量(袖山の必要なふくらみ)をピンで上手に収めています。
Najlaは、この研修でもどんどん腕をあげていきました。
Img_1118ss
次回は、衿、スカートの立体裁断の様子をご紹介します。

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