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2008年7月14日 (月)

Stagiaire Najla 11.立体裁断研修の総仕上げ・飾りつけ

コレクションが完成し今回が最終回になります。

専門学校の学生だったナジラが、日本人のマダムミコに立体裁断研修を申し出たのは、この日をさかのぼること半年くらい前でした。本当にやる気があるのかなあ・・と半信半疑で始まった研修は、この研修の前に7回に分けて立体裁断基礎編応用ブラウスでご紹介しています。

その後、マダムミコの帰任2ヶ月前に、約束どおり現れたナジラと、実質32日間のおもいがけない使命感研修がスタートしました。ナジラとの出会いのようすは、こちらに詳しく書いています。


前回 10.縫製の仕上げのようすに続けて最終回のようすをご覧下さい。

テーマ:国営航空のスチュワーデスの制服
※このテーマは、所属先のチュニジア繊維技術センターから指示されたものです。


第11回目【最終日40日目】飾り付け展示のようすをご覧下さい。

【マネキンに着せつけ】
Img_1296s
真剣なまなざしのナジラです。右胸にはチュニジアの航空会社のロゴも縫い付けました。

【ストールの準備】
Img_1303
衿元にストールを巻きつけます。

【衿元のストールを結ぶ】
Img_1304
イスラムの女性はストール使いに手馴れています。


【コレクションの出来上がり】
Img_1308
ナジラの小さなブースです。航空会社のスチュワーデスの制服の提案が飾られました。かたわらのボディーには立体裁断したシーチング(立体裁断に使うみざらし木綿)も展示しました。そして、その間には、立体裁断の工程を簡素化して、私が表現してみました。

【完成!ナジラのブース】
Img_1305_400   
ナジラに敬意を表して、大きな画像でご紹介します。

私は、これまでの工程中、時間を見つけてすこしづつ、パワーポイントや書類にこの研修をまとめていました。飾り付けの画像を最後に加えて、この日の夜パワーポイントを仕上げました。本当にぎりぎりでした。実は、この翌日が私の2年間の活動の報告会の日だったのでした。ナジラとの研修は、二年間のたった合計3ヶ月でしたが、この3ヶ月のために、私は2年間のチュニジアでの技術移転の時間を過ごしたと言っても過言ではない、というような気がします。各国のコラボレーションによる技術移転は容易ではありません、まして即効性への期待はしにくいものですが、ナジラのような研修生に出会えた事は、技術移転への希望を示しています。

私は、ナジラにも研修の様子をまとめたパワーポイントを贈りました。可笑しいのは、その中身のフランス語はつたない私のフランス語を聞きながら、彼女自身が翻訳したものです。この飾り付けの日から6日後に、私は二年間を過ごしたチュニジアを離れました。

11回に分けてご紹介した、ナジラとの研修のようすはこれで終わりです。
チュニジアといえば、一度だけチュニジア人のために(日本人のためでなく)日本料理の会を催しました。

同僚:「ミコ、あなたは、日本人だからSushiが作れるでしょう?作ってごちそうしてください!」
マダムミコ:「いいえ、作れません。日本人でも作れる人と作れない人がいま~す。残念でした!」

そんな会話を2年間続けて来ましたが、「マダムミコ」、やる時はやる!ということで、次回は、マダムミコの日本料理?の腕前とパーティーの様子をご紹介します。そう言えば、カンボジアでも2年に一回でした・・・・。

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